7.

 それにしても冒頭の指令はスキップできんものか。ゲーム始まってからじゃないとロード出来ないってのは、あまりにもめんどくさいです。
  クレバスを越えたその先にはまた何やら施設が。どうやらこの辺りにマルフ博士が監禁されておるようなのですが……はて、何処だ?
 場所を訊こうにも、通訳のナターシャさんがお亡くなりになってるのでそれも無理。取り敢えず適当に捜索してみようか……といきなり攻略を見る(極道…)。
 あ、ボス戦が近いのですか。しかもどうやらグレネードが大量に必要みたい。
 ……………しまった…………グレネード補充するの忘れた………。
 超箱部隊戦で大量消費したままでした。うわーー、どーしよーー??
 どっかこの近くに落ちてないかしら。ボス戦が間近い場合は結構その周辺に武器やらレーションやら落ちてたりするのですけど。
 ああ、あったあった。沢山ではないけど、トラックの中にありました。よかったーー。
 これで多分大丈夫でしょう。
 ほっと胸を撫で下ろしつつ、ボスが控えているという建物へ向かいます。
 
 建物前に、私の好奇心を擽りまくってくれる怪しいトラックが。
 これ、ベルトコンベアーが付いてますな。ということは、アレになると乗り込めるってことかしら?
 乗り込んでみよう。ドキドキ☆
 ……………いや何となく、この後の展開については予想してたんですけどね。でも何だかやってみたかったのよー(確信犯)。皆さんだってきっとやってみたくなる筈。
 え? ならない?? 私だけーー??
 結果ですか。………ええ勿論、運ばれてしまいましたわザンジバービル1階へ………。
 
 振り出しに戻る。
 バカプレイもいい加減にしろってとこですね。ゴメンなスネーク。
 
 ザンジバービルから帰るのはあまりにキッツイ(というか、多分不可能)ので、データをロードしなおして再プレイ。
 グレネード補充してー、移動してー、トラックに乗り……込んだらいかんのですね。我慢します、はい。
 カード7でフェンスを開けるとそこは一面腰丈ほどの草っぱら。そしていきなり始まるボス戦。
 ……プレデターってお名前ですか。なんかそういうタイトルの映画がありましたがあれとは……ああ、無関係。アンブッシュ戦のスペシャリストとかで、神出鬼没。
 ………っつーか、単に草っぱらに隠れてこそこそ移動しまくってるだけのようなんですけど。
 とはいえ、何処にどう現れるかわかんないので結構苦戦。グレネードの攻撃範囲が広いのが唯一の救い。
 途中、草っぱらの中に落ちてるグレネードを拾い、レーション使ったりして何とか撃破。
 あ、何か落ちてる。カード8だ。
 やたっ、これで更に進めますわ!
 
 先に進むと、また何かの施設がある。攻略によるとここはバイオ研究所ということですが……な、何の研究してるんやろ?
 変なウィルスとかではないことを祈りますが……。
 監視カメラやら赤外線センサーやらに護られたソレは、タマゴ
 ……タ、タマゴ?
 それも、2個。
 ……食用ではなさそうですけど(ってゆうか、できれば食べたくなひ)、こんなもん何に使うのーー?と思ったら、いきなり孵化した。
 うっわーーーー、ヘビーーーーーっっ!! しかも貴重なレーション食いやがってるーーー!!
 大慌てで捨てましたよ。あんたなんかいらんーー!
 ……ヘビは一匹でいいと、どこかの誰かさんも言うておりましたことですし。くす。
 
 食われたレーションをトラック内で補充し、スタート地点に戻って別方向へ。
 この先にあるのはなんですか? 収容所ですかそうですか。じゃあきっと、マルフ博士はそこですね。
 入口哨戒していた敵に見つかりきゃーー。音波センサーに引っかかりきゃーーー。
 ……ああまたもアドレナリン大放出コースだ……(涙)。
 何とか逃れようとトラックに乗ってみたら、中で敵が渦巻いてるし。
 もうやだーー、いい加減にしてくれーーー(号泣)
 画面切り替えたりデータをロードし直したり。……こんなに手間の掛かるフィールドは初めてかも。
 それでもどうにかこうにか入口近くまで辿り着いたら(2日かかった)……ゲートに怪しげなバリアーが。
 何となく特攻かけてみたい衝動に駆られましたが、ここまでの苦労を無にするのもなんですし(多分死にます)、大人しくバリアーを解除してもらうことに。
 ………で、どうすれば解除してもらえるのでしょう? ここから「入れてー」と叫ぶわけにもいかないです。
 そういえばさっき研究所で手に入れたもう一つのタマゴって何だったんかな? レーション無事なところ見ると、ヘビではなさそうだけど。
 ………なんじゃこりゃ。フクロウ??
 フクロウのタマゴだったんかー。
 あの研究所って……(汗)。
 
 攻略見ると、どうやらこのフクロウがバリアを解除してくださるそうで。
 そうなの? そんなスーパーな能力持ってるようには見えないですけど。どうやって解除してくれるんだろう。対バリヤーシールド(謎)をスネークの周囲に張ってくれるとか、念力で装置を止めてくれるとか、目から怪光線(謎×2)を発射して敵ごと辺りを焼け野原にしてくれるとか(危)
 取り敢えず装備(?)してみよう。敵さんに見つからないように塀の陰に隠れて……っと。
 ………………………。
 あのーー、何も起こらないですけどーーー。
 本当に解除してくれんの?? と疑問が浮かんだその瞬間。
 ついにフクロウが行動を起こしましたよ!! 何するんやろ、目からビームか??(わくわく)
 「ホウ、ホウ」
 …………………。
 ……啼いただけかい(怒)。
 
 しかし奇跡は起きたのです。フクロウの声を聞いた敵の一人が「もうこんな時間か」とか言いながら壁のスイッチを操作、すると……。
 ……おおおっ、バリアーが消えた!
 とするとここには、フクロウの声を聞いたらバリアーを解除しろという不思議な規則があるのですね!?
 …………どんな基地や一体……?(汗)
 
 謎の規則のお陰で収容所敷地内へ潜入することに成功しました。
 ……収容所といいますか、どこかのキャンプ場みたい。バンガローにさも似たりの建物が4つばかり建っております。
 バルコニー沿いに移動というのが厄介ですな。一本道なので、敵に挟み撃ちなんて事にもなりかねない。
 なーんて言ってるうちにいきなり見つかるし(涙)
 バルコニーの下が回避ポイントになってることに気付いたのは、「ぴろり〜ん」アラームを両手の指の数ちょい上回るほどの回数聴いてからでした……(ええ筋金入りの阿呆でございます)。
 
 攻略に従って地下に降りると、いきなりまた「ファン」からの通信が。
 そのフロアには「ナイト・サイト」という隠密戦のプロが潜んでいるそうな。しかもヤツはステルス装備。
 おお、ここでステルス初登場ですな。
 姿の見えないナイト・サイトをおびき寄せ、リモコンミサイルがんがんぶっ放す。リモコンミサイルが尽きたらダメージ覚悟で近寄ってマシンガン連射!!
 ……リモコンミサイルで間違って自分を撃ってしまったり(バカ)、ナイト・サイトに移動されてしまってこっちが蜂の巣にされたり(ヘボ)しましたけど、数度目のアタックで撃破しましたわ。
 ナイト・サイトが倒れると、奥の扉が開いて先に進めるようになりました。
 ………で、あのう、ご褒美は?
 え? ないんですか??
 いや〜んそんな、私ヤツの持ってたステルスが欲しいですぅ〜〜っ。
 アレさえあれば、もうあの忌まわしい「ぴろり〜ん」に悩まされないで済むと思うのですけどーー。
 隠しアイテムとかでさ、1回クリアすると次の周回からは使えるように……とか、ならないですか。
 ならないみたいですね。
 まあ確かに、MSXの画面でステルス状態を表示するのはかなりキツイもんがある(失礼)……かもしんない。
 それに、レーダーマップ上のちいさな赤い光点だけを頼りに進むのは、とっても目に良くないですから……。
 
 くれないモノを欲しがってもしょうがないので先に進む。
 ……うわあ、なんか不吉な染みが通路に広がってますよ?
 もの凄く黄色です。金沢弁では「きない」と言います。
 ねえコレ何? 教えてマスター(140.38)。
 ええっ?! これ濃硫酸ですかーー?? イヤなもの撒き散らしてありますねえ。でもこのきなさからして、濃硫酸というよりも「ieki」っぽいんですが。あ、それは希塩酸でしたっけ。
 どっちもやだなー。どうすればいいですか? …………は? チョコレート??
 チョコレートで硫酸を中和?? チョコレートってそんな強アルカリ食品でしたっけーー??
 なんかワケワカンナイ化学反応式が表示されましたけど、高校時代の化学に時間に習った元素記号でさえよー憶えてない私に、その理屈を解するのは時間の無駄ってもんです。とにかく、チョコレートを探してくればいいんですね?
 チョコレート……チョコレート。……アイテム画面で見たような気がとってもするので調べてみると、おおっ、B1レーションにはチョコレートが入っておりましたかーー!
 ………やっぱ「エ○アンド○ムズ」のチョコレートですか?
 
 成る程、レーションのチョコレートなら濃硫酸を中和することくらい朝飯前かもしれない。MREレーションに入っていた某メーカーのピーナッツバーも、相当キョーアクな味だったもんなー(味というか、……臭気?)。
 キョーアク通り越して核廃棄物なんじゃないかと。
 普通に食べたら身体のどこかが絶対に壊れますもん。
 ……そっか。あれは食べたらいかんのですね。武器アイテムの類として使用するのが正しいのですね。これで合点がいきました。
 次にレーション買うときの参考にします。ありがとうマスター・ミラー(謎)。
 
 早速B1レーション装備で濃硫酸溜まりへ。おお、ぎとぎとにきなかった濃硫酸が、大人しい黄土色に変化しましたよ。上手く中和されたようです。
 ……恐るべしチョコレート
 ただのきない染みと化した硫酸溜まりを越えるとその先にはドアが一つ。
 ……開きませぇん。どのカードも反応しないです。
 レーダーを見るとこの先に誰かいるみたいなんですけど。
 弱ったどうするー? とうろうろしてたらまた「ファン」から連絡が。
 プレデターがカード9を持ってる筈だということですが、はて、カード8しかなかったですよ?
 ………戦闘中に落とした………? なんだそりゃ。
 てことは何ですか。探しに戻れと、そういうことですか?
 ここから地上に戻り、収容所内を抜けてセンサーやらトラックの誘惑を退けてあのブッシュ地帯へ??
 いやーーーーー! どっかショートカットできんのーーー!? 非常用連絡通路とかさーーー!! 「SDスナッチャー」ではショートカットできたよーーー?? こんなややこしいとこ、火事になったらどないすんのんーーー??!
 
 ………戻りましたわよ(涙)。途中何度か敵に見つかりましたけど、もう強引に進ませてもらいましたわ。
 ブッシュ地帯で何とかカード9を回収、泣く泣く来た道また引き返す。
 ……時間ばっかかかっちゃってホンマにもう……。
 ついでに復活したアイテムも回収して、カード9の扉の前へ。
 ……やっと開きました。今度からもうちっと早く情報下さいな「ファン」の方。
 扉の向こう、比較的広い部屋の中には連れ去られたペトロヴィッチ博士が。そしてもう一人……もしやあなたがマルフ博士ですか?
 ですが……様子がなんか変ですよ。
 ええっ?? マルフ博士が亡くなられたーー?? でも「OYLIX」の設計図は誰の手にも渡ってないそうな。
 それはいいんですが……何だか死に方が不自然。冷たくなられた博士の首筋にある痣は、一体何なんでしょうかねえペトロヴィッチ博士?
 ホーリーが教えてくれましたよ。OUTER HEAVENから救出された後のあなた、決して優遇されてたわけではなかったそうですね。それどころか、世の中を混乱させるような過激な発言を繰り返して、とうとう学会から追い出されたとか。
 あなたがどれだけ失意と絶望を味わったかは想像に難くないです。お気の毒ともいえますが、だからって人の道踏み外していいっていう理由にはならないですよ。
 学会を見返してやりたいなら他にいくらでも真っ当な方法があったでしょうに。
 粉々にされた自分のプライドを満足させたい……その為にとうとう友人まで手に掛けましたか。
 あなた科学者として、いいえ人間として失格です。
 でもそんな声も、鬼畜と化したあなたには届かないのですね博士。優れた科学者とはいえ一民間人に過ぎないのに、戦いのエキスパートであるスネークに戦いを挑むとは。
 しかも肉弾戦。見上げたもんです。
 超接近戦のため、銃器使えません。じゃあどう戦うかといいますと……自爆技
 地雷設置して自分で踏む! 予めレーション装備しとけば勝てます。
 ……ちょっち痛いけど。
 それにしても、一度は助けた相手を下すのはこれで二人目ですね、スネーク。
 運命って……なんて皮肉なんでしょう……(涙)。






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