Ready-to-Eat, Individual

MENU NO.2  BONELESS PORK CHOP


○内容一覧
 @ PORK CHOP
 A APPLE SLICES IN SPICED SAUCE
 B CHOCOLATE MINT POUND CAKE
 C SPOON
 D CHEESE SPREAD
 E BEVERAGE BASE POWDER GRAPE FRAVOR
 F VEGETABLE CRACKERS
 G MRE HEARTER
 H ETC.
 今回はサブに相当するモノが見あたりません。その代わり、とでもいうのでしょうか、デザートが付いてます。
 前回の様に「肉料理のデザートが肉」なんてコトはないようですが、名称からもの凄い不安を感じるのですが。
 ……私、前に食べたことあるかもしれない、これ……(汗)。
 と、取りあえずメインからいってみよう、かな。
 

 付属品内容は前回と一緒なので省略。

   
○試食    (試食日 2004/11/6) 
 今回はポーク系。また肉類です。ちょっと不安が脳内を過ぎりますがこれも運命と腹を据えてメインを外箱から取り出そうとして……
硬直
 も、もしかして、ヌードル系ですか?!
 私が知る限りでも、かなりの数の挑戦者がその食感のあまりの気色悪さに轟沈したという??!!
 い、いえ何れはそれにも挑戦する日が来るだろうとは思ってはいたのですが、まさかこんなに早く、というか、全然心構えが出来ていませんでした。
 コレも運命だったんでしょうか。
 ………

 
私は運命など信じない!!(byベリナス)

 しかしいくら運命を否定してみても目の前にあるコレは否定出来ないので、例によって湯煎をいたしました(涙)。
 これから私に訪れるであろう悲劇に心を痛めつつ。
 だから昆布で出汁を取ってるトコロじゃないんですってば(お約束)。
 しかしそろそろMREヒーターの使い方に慣れとけよってとこですな。
 因みに奥の鍋では昨夜の残りの「おでん」を加熱ちう。
 加熱時間は例によって適当。中身がほぐれりゃそれでいいかな……って感じなんですが、考えてみたら「ポークチョップ」なんだから、肉の塊がごろりと入っている可能性大。てかこの感触は明らかに肉塊(その表現はちょっと…)。
 で、これでもかってくらいに湯煎して、開封。
 中から出てきたのは……あ、やっぱ肉塊。しかも厚切りハム風。
 見た目、前回の「ビフテキ」に似てますが、あの鼻を突くCD缶の異臭はありません。ちょっとほっ。
 しかも今回はちゃんとソース付きです。
 パッケージによると「ジャマイカ風ソース」だそうですが、まあ匂いは確かにスパイシーでそれっぽいです(ジャマイカ料理って食べたこと無いけど)。
 しかし前回メキシコ風で今回ジャマイカ風……アメリカの人はよっぽどあのあたりが好きなんですね。
 (てゆうか、××さをスパイスで誤魔化そうとしてないか? 気のせいか??)
 で。
 これが話題のヌードルですか……。
 ヌードル(麺類)と言うから、うどん状のものを想像してたんですけど、コレはなんというか「短くカットされたきしめん」ですね。カットきしめんです。
 しかもちょっち煮くずれてる印象が(汗)。
 ……だ、大丈夫かな私。

 一応皿に盛りつけ、さてインスタントのコーヒーを添えようとしたところでコーヒー用のお湯を沸かし忘れていたことが判明。
 大急ぎで湧かす。
 何故大急ぎで湧かすかと言いますと、これまで「レーションは冷めると輪をかけて××になる」ことを経験していたから。
 ……もう既にめげそうです。しくしく。
 
 何とかお湯も沸き、クラッカーとチーズを添えて。

↑天麒麟の今日の朝ご飯。何故かちゃぶ台。↑

  
 クラッカーは封を開ける前から既に一口サイズになってました。
 チーズも、日本で普通に朝食なんかにでる量と比較すると多い方だと思いますが、まあ、ピーナッツバターの比じゃありませんな。
 コーヒーは思い切ってブラックで挑戦。いざとなったら苦さで味と食感ともみ消そうという魂胆(おい)。

 まずはコーヒー。ちょっと苦いけどさすがはネ○レ。朝の目覚めに丁度いいです。
 次いで、肉を割ってみました。
 ……う〜む、やはり、ハム。
 口に運ぶ、食感も、ハム。でも臭くない分、ビフテキよりは食べられます。
 スパイシーなジャマイカ風ソースが臭みを消してくれているのでしょう。例によってスパイスと塩味となんかよく判んない調味料混成部隊の出動なので(どんな表現だ)、相変わらずビミョ〜な味わいなんですけど、ソースがあると言うだけで、随分食べやすくなるもんだなあとちょっと感心。
 ほのか〜に漂う出身地不明の苦みには慣れましたわ。もう、詮索する気もおきません。これはこういうものなのねきっと。

 そして。お待たせしました禁断の食感「カットきしめん」!!

 
きしょい(涙)。

 噂通りです。なんだこの食感は。
 ぐにゅ、でもちゅる、でもない、あああ、なんと表現したらいいのかしら。
 「さんざん待たされてやっと届いたけど、その時には次の仕事が入ってて手を付けられず、夕方になってよーやく日の目を見た出前のうどん」
 ……って感じかなあ(涙)。
 水分吸えるだけ吸ってもうどうにでもしてくれって状態ですねこれは。

 しかし。
 これを「うどんやきしめん」の仲間と思うから問題があるのであって、違う食材だと思えばそれなりに対処できるのでは。
 そこで私、これは
「うす〜く板状にしたニョッキ」だと思うことにしました。
 だって、そうとでも思わないとスプーンが進まないんだもん(泣)。

 ニョッキだと思えば「麺類」の名から連想される「喉ごし」「歯応え」に固執する必要ないですもんね。

 さてお次はクラッカーなんですが。
 これもきっと口の中の水分ぜ〜ん吸っちゃうんだろうなあと思って口に入れたんですが……あれ?
 思ったほどじゃないです。普通に食べられます。てゆうか、結構美味しい?
 そしたらこれ「ベジタブルクラッカー」なんですよね。どーりでなにやらいろんな色のついたプチプチが混ざってると思ったよ。
 塩味は若干強めですけど、パサパサ感があまり無くてイケました。
 うん、このっくらいじゃないと絶対志気に関わるよ……。

 そしてチーズ。
 味、濃いですね、量も多いですね。
 食感もなんだかてろん、としてます。これも食事以外の時に手っ取り早いカロリー補給食品として使用されるのでしょう。
 あと、ネズミをおびき寄せるのにつかうとか……(おいおい)。

 などと分析しつつ食を進めるウチ……うあ、やばい(汗)。冷めてきた(汗×2)。
 なんかこれ、冷めるの早くない? 熱伝導率高くしてあるのかなあ。
 冷めるとレーションって××さが凶悪になるんだってば(汗×3)。

 本格的に冷め切る前に何とか感触。あうう、頑張ったよ……。


    
 こやっぱ今回はライスじゃなかったせいかさほどお腹ぱんぱんじゃないです。不吉なにほひも上がってこないし。
 というわけで第二ラウンド、デザートの準備に取りかかることに。

 まずはジュースの準備。前回の経験からこのジュース系は、見てくれともかくなかなかのもんであることが判っているので、ちゃんとグラスを使用することに。
 ……何故青い?
 これって「グレープジュース」だろ?
 前もかなりインパクトのある色でしたが、それでも「チェリー」と言われればなるほどと納得出来る色だったです。

 こ、これ、大丈夫なのか?

 不安は募りますが、一応水だけは注いでみることに。
 これが「水使用後」です。
 炭酸の抜けたコーラにさも似たり。

 何のマジックなんだーー!!??
 ……さすがはエンターテイメントの国アメリカ(違)。ここまで変わるか、色。
 袋の中にふ○いあきらでも入ってるんかしら……。

 そして……もう一つの不安の種。
 
 ←これです。
 訳すと「林檎のスパイス煮」ってとこでしょうか。

 メニューそのものは欧米の一般家庭でも普通に作られるお菓子どいうかデザートなんですが。

 私実は、以前にこれを食したことあるです。
 んでその時の印象というのが、

 
吐○物

 煮詰めた林檎の中途半端な食感と酸味がですねえ、未消化で胃の奥から逆流してきたブツをまるっと連想させてくれたんですよ。
 CD缶も辛かったけど、こっちはいうなれば
ゲ×ですからねえ……(ヤメレ)。

 けど後から聞いたところによると、この煮林檎、そんなに評判悪くないらしいんですよ。なんで? あの
×ロのどこが??(だからヤメレって)
 私、考えました。いくら私が悪食とは言え、味覚そのものの基準はそう人とは変わらないはず(単に許容量が広いだけ)。
 そしたらね、思い当たる節があったんですよ。私前回にこれ食したとき、何をトチ狂ったか袋ごと
温めてしまったんですね。
 だもんでこう、びみょ〜な人肌加減になって、今出したてほ〜やほやの「具」みたくなったという……(「具」も不許可だっての)。

 うん、きっとそうに違いない。ということは、今回は温めなければそれなりに美味しく頂けるはず!
 ということで、セッティングしてみました。

 ……色合い悪っ!

 でも色で食事する訳じゃないですもんね。懐石料理ならともかく、本来コレが食されるのは戦場。
 まずはジュースの味見。
 おっ……美味しい。ちゃんとグレープジュースだ。
 ちょっと甘みがきついけど、糖分は疲労回復してくれるし、食品からより水分で摂った方がより体内に吸収されやすいもんね(推測)。
 そして……ついに林檎ちゃんです。ちょっとドキドキです。
 そっとすくって一口。

 
………………………。
 コメント不能。



 ○瀉物ではないです。ないですけどぉ………なんだろ、これ(涙)。
 食感のキショさはさっきの薄ニョッキ以上かもしれません。薄ニョッキは少なくとも全部が均等に同じ食感でした。
 でもこの林檎ちゃんは……えーと、ぐにょぐにょしたところとべちょべちょしたところと変にしゃきしゃきしたところは入り混じってて。
 スパイシーな酸味と中途半端な甘みが不協和音を奏でていて。

 ……………

 ゴメンナサイやっぱり
吐×物です。
 ぬくさと臭気がないだけです。
 全部食べるの、キツイようぅぅ……(嗚咽)。

 しかも、そんな私の気分を更に落ち込ませる伏兵がもう一人あったのでした。
 それはこの「チョコレートミントパウンドケーキ」です。


 
………甘っ!!!


 半端じゃねえっすよこの甘さ! 食感は、元はケーキだったモノが真空パックされてソフトクッキーのような感じになっていてそう悪くはないのですが、とにかくひたすら
甘いの!!
 チョコ風味の砂糖菓子食べてるみたい。
 しかもチョコがやたら「しゃりしゃり」してて……チョコ風味の三温糖かと。
 コレがね、これだけだったらまあ我慢出来たかもしんないですが、ほらジュースが甘めじゃないですか。

 口の中全体が砂糖漬けになってます。舌が麻痺しそうです(涙)。
 私失敗したなあ……ここでコーヒー飲むべきだったかも。

 糖分の猛襲と×瀉物の連係プレイに半泣きになりつつそれでも何とか完食。
 メインよりきつかった……(大泣)。




○総評
 思いがけずいきなりヌードル系でビビりましたが、最後の糖分&吐×物攻撃の方が遙かにパンチ効いてました。他の印象が全部飛んじゃったもんなあ……。
 今回は胃薬のお世話にならずに済みそうですが、食べ終わってみるとやはり結構な量がお腹に入ったようで、腹持ちは相当宜しいです。
 それにしても、なんであそこまで甘く調理してあるんでしょうかね。やっぱあのケーキもピーバタと一緒で、後から栄養補給をするときにかじったりするんでしょうかね。
 栄養補給するより先に、高血糖になりそうな気もしないではないんだけど……。
 でもあれならね、きっと濃硫酸溜まりでも中和してくれると思うよ(違)。


      


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